大阪を含めた南西日本での巨大地震発生が今やいつ起きても不思議ではないとされる。巨大地震は、破壊・停電・津波の3点セット。地下鉄で最も恐れられるのは、主に液状化による海底・川底トンネルの亀裂・破壊が起き地下からの浸水、加えて津波による地上からものトンネルそして駅構内への途方もない浸水だ。停電で排水ポンプは全く機能せず、唯一の道は暗い中で階段を探し、地上方向へ逃れることだが、これは非常に困難だ。その困難を排除するのが、このCSR広告フレアステア(CSR=Corporate Social Responsibility=企業の社会貢献)だ。それは、光が失われると同時に、足元を、そして階段全段をエメラルドグリーン色調で明るく可視化する暗闇の中の光 “A Glow in the Dark” だからだ。 幸いにも停電がなければ “Eye-Catching(目に入る)”度合いが高いご存知の階段広告に他ならないのだが。
常日頃からこの緊急階段照明に変化するフレアステア―新機能階段広告―の存在位置を周知しておけば、緊急事態では、歩き慣れた階段を使って多くの地下鉄利用客が素早く容易に地上方向へ逃れる行動に移れることになる。 実に効果の高い避難誘導方法だ。 特にリスクの高い低海抜地帯の大阪中心部の主要地下鉄駅で必要だ。 水が襲ってくる前に地下から脱出できるからだ。
この重要かつ必要な企画を推進する、(株)明企 ([email protected], 06-6531-6800; プロモーター 堤 [email protected], 0797-73-8403) では多くの人命を緊急の危機から救うこのCSR広告に着目していただき、広告に利用してくださる多くのスポンサー企業を求めている。
先日12月16日、訪問面会を許された堤は、ハワイ・オアフ島Ewa Beachに、地球規模の地震モニタリングでは世界で唯一の存在である太平洋津波警報センターを訪ねた。ほぼ地球全体を、コンピューターを駆使した態勢で、殆どリアルタイムでモニターできるところだ。世界中の地震に精通していて、東海、東南海、南海3地震の同時発生は30年以内に起こる可能性が大きく、早く防災・避難策を確立し、来るべき巨大な脅威に備えるべきだという指摘を受けた。 そこで、フレアステアについて説明し見解を求めた。
“簡単な仕掛けだが、優れた発想だ。最も優れた点の一つは、地震・津波が襲ってくるはるか前から大きな効果を発揮することだ。それは、多くの地下鉄利用者に、停電発生後即座に地上へ向けて緊急避難ができる照明つきの緊急避難階段が用意されているという安心感を与えられるところだ。地下鉄と言わず、夜間には停電で光を失うような他の場所での階段でも実施されるべきだ。”(Gerard J. Fryer博士)と高い評価を得た。
この訪問でフレアステア計画の推進に大きな勇気と地震…いや自信を与えられたのである。